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キツネに納得

陶芸人の日誌・ブログより

 【支援塾の仲間の会津坂下の菅敬浩さんのブログ・菅さんと一度会った人は必ずフアンになってしまう魅力の御仁・夫も私も同様です。菅さんと話をすると不思議と楽しくなるんです。私は菅さんには福島の県知事になってもらいたいとずっと思っています。その器ありです】

「SMAP草なぎ考 4月27日(月)奥会津本当にあった話です。馬を連れた男がなかなか戻って来ないので、心配した村人達がある峠まで行ってみました。

すると峠の上に馬がいたので少しほっとして駆け寄ってみてたいそう驚いたそうです。

晴れていたとはいえ、山の秋の夕暮れです。

馬の近くにいた男は、山の頂上で裸になって手ぬぐいで身体を拭きながら

「ああいい湯だ!」とつぶやいていたというのです。

東京港区の赤坂の公園で「奇声を上げる・・・・」「ベンチに座っていた・・・・」「裸だったら何が悪い」

さらに、自分の衣類をきちんとたたんで揃えて置いた、という報道もありました。

これは明らかに、「赤坂のキツネにばかされた」という以外に考えられません。

昭和35年以降、人をばかすキツネは現れなくなったという説がありますが、平成21年の現在、久しぶりに港区赤坂に出没したという事ですな・・・・

それで納得できない悲しき現代人は、的外れの対応ばかり・・・赤坂のキツネは、警察や大臣やレポーターの姿を見て、さぞ愉快だった?いいえ、、一連のこの過剰なピント外れを見て、この国をさぞ憂いたことでしょう。」  (家族ネットワークの通信にも掲載)

 

スガさんのこのブログに感心の納得。キツネに納得です。

 江戸にはいろんなことがありまする。

今の東京北区王子本町に位置する王子稲荷は

関八州の稲荷の頭領として知られて、毎年大晦日には

キツネの官位をもらうために集まってくるので

壮観なキツネ火が見られたそうだ。

江戸ではキツネの嫁入りを見たと言う随筆もいくつかある。

今昔妖談集(寛永5年・1745)には次のようにある。

「本所竹町(東京)の渡し場に諸侯らしき人が来て

 『今宵主家の息女が下谷の某殿に婚礼の輿入れがある。大勢で使うので多数の渡し舟をこちら側   

に寄せるよう』といって金子一両を祝儀として置いて行った。

渡し場の亭主は喜んで船を集めて待っていると、やがて大勢のちょうちんに照らされた立派な嫁入り行列が到着した。船頭は丁重に皆を向こう岸まで送り届けた。

ところが翌朝、もらったはずの一両はもちろん、渡し賃はことごとく木の葉と化していた。その頃人々は葛西金町(現葛飾区)の半田稲荷から浅草の安左衛門稲荷へ婚礼があったと噂しあったという。」

(お稲荷さんはスサノオのミコトの子どものウカノミタマ神を祀る。稲の精霊で五穀・食物の神様で稲荷信仰は奈良時代に発生したもの。その神の使いがキツネで、好物の油揚げの異称にまで広く親しまれ、小社まで含めると全国の稲荷神社は4万、5万ともいわれるそうです)

東京にはその稲荷の頭領がいるから、

今でも表敬訪問のキツネやら子分にひょいと出会うこともありそうだ。

草なぎさんの財布から

湯銭の釣りにでももらった木の葉でも見つかれば証拠になったのにな!

あるいはきちんとたたんだ衣類の上に

つり銭の木の葉があったのに

無粋な警官はほろってしまったか。

もし、気の利いた警官で「キツネにばかされたかね、草なぎさん」

「実はそうなんですよ」真実が明るみに出たかも。

犯人扱いされてその上、キツネなんて言い出しにくいですよね。

一面トップ「SMAP・草薙・キツネにばかされました!」

日本中がドッと笑ってワイドショーが公園に張り込みしたりして

当の赤坂キツネも一躍人気者になって、大喜びだったかもしれない。

 草なぎさんに記憶はなくなっているが、湯殿で愉快な人と意気投合して

踊っているところを警官にとがめられたから

「(風呂場にいるのに)裸だったら何が悪い」と言ったものやら。

 

スガさん、楽しい気分をありがとさんです。

スガさんのブログはあちこちで紹介されています。きっとなるほど、って信じる人がいるんです。

人から人に、ブログからブログに伝われば、今に「赤坂キツネ」話題になるかもしれない。

だって、説得力あるし、誰も悪くなくて、ほのぼのと、スカッと痛快です。

REIKO

 

 

 

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2009年5月23日 15:58に投稿されたエントリーのページです。

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