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2012年6月 アーカイブ

2012年6月11日

最近の通信です。

学習懇談会アンケート

 五月十九日

   高校入試や塾での学習状況が本日のテーマではありましたが、最終的には、どんな子になってほしいか、親の想いが重要な鍵になってくると考えます。

「どんな子に育ってほしいか。こんな人間に育ってほしい。またはこういう種類の人になってもらいたくない」

という夫の想いと要望で、 御出席の皆さんにアンケートを書いていただきました。

●自分のことを自分で責任がとれる人間になってもらいたい。

自分のことに責任が持てる人間は強い人間だと思います。この社会で生き抜くためには、ころんでも立ち上がれる、打たれてもへこたれない、弱い心を認める強い人間になってもらいたい。

●勉強、基礎学力はつけてほしいが、他人の面倒をみれる人間になってほしい。

●勉強面では出来なくとも嫌いにはなってほしくない。

何か疑問があれば、知りたい、わかりたい、と思う気持ちがあればいいなと願っています。

●心の優しい人間になってほしい。失敗や挫折を恐れることなく、遠回りや、やり直す勇気をもってほしい。

●ただ勉強ができればいい人間ではなく、挨拶、礼儀、人に対しての思いやりのある人間になってもらいたい

●自分だけが良ければ何でもいいと思わない人、人に思いやりがあり、心優しい大人になってほしい。

●人生を楽しめる大人になってほしい。

物事は取り組む時の考え方で変えられる。嫌な事、不得手な事は改善しながら取り組んでほしい。

●人を恨む人間にならないでほしい。

せちがらい世の中、周りの人、出来事にいつも不満を持ち、ウザイ、等の気持ちばかりをふくらませる人間にはならないでほしい。

●自分の頭できちんと考えられる子

●自分の人生は自分で決められるようになってほしい。多くの友と出会い、多くのことを経験してほしい。

●人とのつながりの中で生きている、生かされていることを実感してほしい。

●社会に出た時に通用する壁にぶつかっても何度でも立ち直ることができる子になってほしい。

●明るい子どもに育ってほしいと常々考えております。

●自分の力でものを考え進んでいける人になってもらいたい。

親として反省しているのは、子どもがゆっくりと自分の力で考える前に「こうしたら、ああしたら」と言い過ぎてしまったように思います。

(親も今、学んでいるところです)

●素直で楽しい子になってもらいたいと思って子育てをしてきました。私自身、頭がカタイのでやわらかい考えができるといいと思っています。

●目立たなくともいいので、立派という偉業を達成しなくともよいので、地道に足元を固める努力を、毎日こつこつと続けていく人間であってほしい。

●自分の意見を持つ。良い事と悪い事を判断出来る。明るく優しい心。

●生命が一番大事、大切と思えて人の痛みがわかる人。

●自分の力で生きていく、たくましい人間になってほしいです。

●学校や日々の生活の中で将来の夢を見つけ、それに向かって努力してほしい。努力に勝る才能はないことを実感してほしい。

●これからは女子であっても男子と対等に仕事をしていく時代になっていくと思うので、何でもいいので資格を持ってほしい。

理想としては思いやりのある子でいろんな決断を自分で決めることのできる人間になってほしい。

●将来は「素直」で自分の目標をしっかり持ち、それを目指し、ゆっくりでもこつこつ努力できる人に成長してほしい

●さまざまな局面できちんとした判断力を持った人間になってくれたらと思います。

●想像力ある子になってもらいたい。

●考えられる大人に、与えられた事だけではなく、相手や物事を良く考えられる子に。

●生きがいをもって生活してほしい。人から信頼される人、喜んで仕事ができる人、人のために働きたいと思う人、

●小さくともいいので「志」持った人になってほしいです。

震災の時に強く感じたのは、どんなステージでも周りの人の事を考えられる人、正しいと思うことを実践できる知識と力を持っている人、人の役に立てる人を育てることが親の義務なのだと思いました。

日常での勉強に対する取り組み方も、そのような人になれるようにするための、修練の場だと考えています。

(なかなか、毎日意識するのは難しいですが)

●物怖じせず、堂々として生活を送ってほしい。

何か一つ、集中できる好きなものを見いだして、将来役に立つことを身につけてほしい。人として他人にやさしく、愛される人間になってほしい。

健康で男らしく生きていけば、なんとかなるでしょ、と思います。


ご父兄の皆様

紙面の都合上、割愛、抜粋させていただきましたことをお詫び申し上げますと共に、懇談会の最中に、しかも短い時間の中でアンケートにご協力いただきましたことを、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

塾生の皆さん

お父さん、お母さんは心の中であなたのことをこんな風に思っています。

言葉や表現が違っても、あなたが愛しくて愛しくて、幸福な人生を送ることをひたすら願っています。

あなたが大切だからこそ信頼される正義感のある優しい大人になってほしい。

「早く起きなさい」「勉強しなさい」あれこれ言ったとしても胸の奥で願っているのです。

あなたの笑顔を見て、寝顔を見て、ご飯をほおばる顔を見て・・・・・・

健康で素直に成長しますように。明るくたくましく生きていけますように。

どうか毎日を笑って辛抱強く生きる大人になりますように、祈っているのです。

しかし時々不安になる。

お父さんが仕事をしている時、お母さんが台所で食事の支度をしている時、

この子は大人になったらちゃんとやっていけるだろうか。

ふと心配が浮かんでくる・・・・・・だから祈り続けるんです。

きっと誰かのお役立ちますように。

きちんと勉強して正しい判断ができますように。

たとえ失敗してもどんなつらいことがあっても、何度でも何度でも立ち上がれますように、祈っているのです。

ただあなたはまだ子どもです。

苦しかったら親に打ち明けて頼っていいのです。

なによりあなたが元気でいること。

そして自分の力を伸ばすため怠らず懸命になること。

それを今、親の誰もが心底、願っています。

心の片隅にどうかそっとしまって忘れないでください。

私の願いです。     今北玲子


親の思いはあるけれど、なかなか伝える機会はあるようでないのですね。

たまには言ってみるもんですね。書いてみるもんですね。塾生の皆さんが忘れないでいてくれるといいです。

  玲子




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