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子ども支援塾ネット in 博多

子ども支援塾関西支部の春の合宿は九州、博多。 千葉は松戸、瀬戸内の大島、大阪、姫路、地元大牟田、そして私と各地から集まった精鋭?のメンバー。

会はいきなり杉並区の和田中の話から入る。複数の参加者から期せずして同じ「問題」の資料や、数人の会員がHP上で発信している「教育状況、子どもを取り巻く状況に対する論説」のコピーが配られた。

学校が、教材のみならず授業の中身、まで「塾化」していくそのさまを「時代が変わった」では済まされない。ましてやどこぞの団体のように塾が市民権を得たなどとは今の時点で仲間の誰もが認識していない。教育委員会も当初は渋っていたが、地域本部というわけのわからないものを潜るだけで認めてしまう状況の中で、私たちにできることは?ここ数年の活動休止状態のわが身の反省を含めての「これから」を話す者、生業としての塾を抱えながら今一度発信してゆこう、など時にはこの会の創設者八杉晴実氏の想いや教育観などあちこち飛び交いながらいつしか「塾の存在」、江戸時代の農民の読み書きそろばんの実態、そして「教育」そのものへの疑義に話がつづく。

そのあと、TOEICのリスニングで満点をとった地元のTさんから英語の授業研究は、独自に開発したOHPを使用する教材の披露。英語を習い始めの生徒から大学生、社会人用にまで開発されたその一つ一つに、もっと時間をかけて聴きたかったとは参加者全員の声。そこでTさんの一言、「希望者にはソフトを送りますから」、このへんがやはり支援塾の仲間ならでは。

夜は中州の屋台へ。山笠祭りの中心櫛田神社のすぐ傍の旅館鹿島本館の料理がよかったせいで見学だけで切り上げ、あとは名物のナイター?最後に布団に入った人は2時? とにかく論客が多いこの会だが、今回はいつにもまして話す人、時間が多かった。


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2008年4月 4日 14:51に投稿されたエントリーのページです。

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