ずいぶん前のことです。
「僕は親を裏切ってばかり。いつも裏切ってばかりです」
当時20代後半の卒業生がたずねてきて言いました。
「私はあなたに誰も裏切ってほしくはないけれど、
裏切っていい人がいる」
「誰ですか?」
「親だと思うの」
何かの本で読んだか、私が思いついたものか、
出自はわからなくなったが、そう答えたことがあった。
つい最近、塾生のお母さんが、
「私は子どもに裏切られてばかりです。
どうしたらいいのか」
「私、思うんですけど、
裏切られても構わないのは
自分の子どもではないかと。
子どもが裏切っていいのは
親なのではないかと」
そうなんですか?
私には
なんか、そう思えるんですが・・・
レイコ
「
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