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2007年3月 アーカイブ

2007年3月25日

従兄弟従姉妹会

母の三回忌に集まるのを機に故郷大津でイトコ会が開かれた。75歳から52歳まで総勢19人、老いも?若きもただ童心に返ってこどもの頃の話。なんのしがらみもない集まりがこんなにいいものとは、と皆最大限の賛辞

2007年3月24日

仙台空港アクセス線は

18日に新規開業した空港アクセス線に乗ってみたく久しぶりに飛行機を利用しての帰省となった。名取駅からはずっと高架線で例によって両側がコンクリートの壁。立ち上がらないと景色は見えない。バスより少し速くなっただけでつまらない線だ。おまけにゲートでカッターナイフを持っていたため特別扱い?をうけてしまった。飛行機は国内線も国際線も私には鬼門?鉄道マニアではなく鉄道好きの正史より。

2007年3月23日

芋たこなんきん

最近、欠かさず見ている、NHK連続テレビ小説「芋たこなんきん」
この帯は「おはなはん」「雲のじゅうたん」以来かな。
古いです。私。
田辺聖子氏が好きだから、見始めたが、
初回から心をつかまれました。
魅力の要素は数々あれど、
一番は田辺氏のお人柄を藤山直美さんが好演。
2番目は脇役のキャステイング。
懐かしいだけではなく、いい役者をそろえている。
民放ではお目にかかれない味のある、
力のある役者さんばかり。
今日は私の大好きな火野正平の演技に感動。
いい声。さりげない演技。
滋賀県の朽木で農業をしている素敵な義兄
(主人の2番目の兄)がいるのですが、
火野様になんと声が似ている。
子どもたちに言ったら似てないって。
でも、私にはそっくりに聞える。
私がよければいいですね。
私が主人と結婚しようと思った時、
義兄様は私を後押ししました。
心優しく、男気のあるお人柄に感動。
この人の妹になりたい。
普段会えない尊敬する兄の声が聞える気がして。
今日も「芋たこなんきん」
(今北玲子)

二世の入塾

この仕事、長く続けていると神様から思わぬプレゼントを戴けるときがある。昨日は2期生のYちゃんが娘ふたりとともに来塾。開口一番、「先生、塾に行かせるときが来たら絶対ここだと思っていました」と嬉しい一言。小学生と中学生の二人をお願いしたいとのこと。「男の先生は厳しいけど女の先生はとってもやさしい、と言っときました」と、おまけ?の言葉も。塾の説明はそっちのけで懐かしい話が続く。本日の写真は、いろいろ思い出し、当時の看板を引っ張り出してきて現在の教室の入り口に立てかけたもの。そういえば、2期生が卒業していく時にYちゃんたち4人娘が実態にあうようにと塾名を改名してくれたんだ。(詳しくは、HPの「自己紹介」を参照してください)何もかもわかった上で入塾させてくれる2世塾生の誕生は、弟や妹の続けての入塾とならんで至福の一瞬といってもいい。おかげさまで4月以降も塾を続けられそうである。

2007年3月21日

我が家の忠犬ボブ

今日は我が家の住人、ボブの紹介。朝は私にまとわりつくが、夜はまったく私に見向きもしない。朝の散歩は私、夜はこども、または妻、となっているから忠犬はそれこそ忠実に主人に仕えているのだろう。続きはまた明日

2007年3月18日

彼岸の入り

彼岸の入りは快晴の仙台であったが少々肌寒く最高気温は5度までしか上がらなかった。 新坂通りにあるわが菩提寺、昌繁寺では彼岸会回向法要のあと柳家小袁治師匠の新春落語会が今年も催された。今年で15回を数える。木戸銭をとらない住職の心意気が伝わってくるあったかい落語会は檀家さんたちの笑い声、嬌声?で包まれた。副住職は我が塾の卒舎生、いろいろなご縁に今日も感謝の一日であった。

2007年3月17日

私の趣味です

私の趣味です。見てください 食玩サンプルを集めて教室に飾っています。小さなものを見ていると、心がうきうきして、楽しくなります。 大好きな、シリーズがたくさん、ありますが、今月は甘いものシリーズです。(今北玲子)

2007年3月15日

卒舎式とは

卒舎式とは?(今年度は3月7日に実施)

24年前に卒舎式を始めた。開塾3年目、3期生の時である。

高校入試が終われば、塾にみんなはもう、来ない。

別れが寂しいな、と思った時、何かしたい!と思った。

お祝いの品ではなく、心に残る私達の真心を贈りたい。

公教育では卒業式がある。卒業証書は一人ずつ、手渡されるが、文面は「以下同文」
である。

証書であるから仕方がない。

そうだ!北剏舎を卒業するから卒舎証書はどうだろう?

以下同文ではなく、出会った子供たちひとりひとり、違う文章を夫婦で贈ったらどう
だろう。

3期生の高校入試を終えた皆にはたくさんの思い出と私達が感じた多くの長所があっ
た。

毎日塾に通いつめて頑張ったこと、友達や親を思う優しい一面、

分かろうとする素直な真剣な横顔、点数を上げようと必死で鉛筆を走らせた深夜のこ
と、

偏差値ではなく部活優先で決めた志望校は周りを驚かせたが、思い切った覚悟と選
択、もしかして、さりげないこと、何でもないことかもしれないけれど、違う!15
才のドラマがあった。小、中学と学校から表彰されてもされなくとも、私達が知って
いるそれぞれの15才のドラマを卒舎証書、いや、「感謝状」として綴って、贈った
らどうだろう。

そっと手渡すのではなく、皆の前で読んでから渡す。大人になろうと懸命な、素晴ら
しかった「あなた」を私達の手で披露する。

機を同じくして、主人は子どもたちとやきそばパーテイーでもしようかということに
なっていて、その頃よくお邪魔していた居酒屋さんでたまたま隣り合わせになった柳
家小袁治師匠にその話をした。まだ1,2度しかお目にかかっていない小袁治師匠
が、「遊びに行こうかな」嬉しい一言に「落語家さんが来てくれるなら、ちゃんとし
た会場をとろう。一席お願いできたら尚、嬉しい。生の落語を子どもたちに聞かせた
い」

子どもたちに感謝状を贈る、その後、小袁治師匠の落語を聞かせてもらう。

「卒舎式」と私達は命名した。

「自信を持って歩いて!」

こんなにも、こんなにも、あなたにはいいところがあります。

中学校の卒業証書より大きなものに主人と二人で徹夜同然で書いた。子どもたちへの
大事な文章を前もって書いたり、準備するのは失礼だ、と思った。

卒舎式の前日に子どもたちと、どんな素敵な会話があるやもしれない。文面の内容は
卒舎式前日までのこととした。

卒舎式の前夜に、ひとりひとりの思い出を辿る。文章の校正はしない、これは夫婦の
一夜の「ライブ」の文章にしようと決めた。(今では一枚におさまりきれなくて、巻
紙にしている。)

あなたを知っている私達がいて、この感謝状のメッセージとエールはいつ読んでみて
も15才の自分を思い出せるように。

あなたが塾のことを忘れることがあっても、私達はあなたとの出会いは忘れないか
ら、絶対に忘れないから。

師匠は当時、東北放送でラジオ番組に出演していた。主人の話を即、快諾して下さっ
た温かさ、師匠のお気持ちは思い出すたび、人情にふれて、涙が出る。嬉しかったご
恩は月日が経っても別枠で私達の記憶に残っている。

師匠は仙台の番組が終了しても、東京の仕事でお忙しいのに、毎年3月の卒舎式の日
はスケジュールを空けて、24年間、欠かさず、北剏舎のためだけに、生の落語を北
剏舎の子どもたちに聞かせるためだけに来仙。変わらぬご厚情を頂戴している。

卒舎式の日は、真打の磨きのかかった、奥の深い芸を、他では味わえない近さで、迫
力と臨場感で、たっぷりと贅沢な落語、一席を独占!である。

有難い限りの師匠の真心がずっと続いている。

卒舎式&小袁治師匠の落語のいきさつである。

(その後、1期生、2期生に手渡さなかった感謝状を開塾10周年に贈った。大人に
なったあなたに、私達が感じた15才を贈った。

ご父兄の皆さんへの感謝の気持ちも込めた。私達が10年間も塾を続けられたのは、
1期生2期生の塾生の皆さん、ご父兄の皆さんが、沢山の塾生を紹介してくれたお蔭
でもあった。

現在も同様です。すべての卒業生やそのご父兄に支えられている、そう思っていま
す。)

卒舎式は小学生から長いつきあいの子どもたちもいれば、短いつきあいもある。卒舎
式を始めようと思ったあの気持ち、「あなた」の素晴らしいところ、忘れられない場
面を夫婦で綴り、披露することに今年も変わりはない。

つきあいの長さではなく、15歳までの私達が感じたことを、世界でたったひとりあ
なたに感謝として贈りたい。

あなたはこんなにすごい、素晴らしい15歳です。自信を持って歩いて!

                               今北玲子


2007年3月13日

本日は公立高校入試発表

この冬、いや春?初めてといってもいいぐらいの寒波、凍てついた我が家の前を歩く人の足もとも不安げ。入試合格発表は午後3時。社会の現実と初めて遭遇する塾生のこれからに幸あれ!

2007年3月30日

いつか、また。

3月29日に中2のK君、30日の今日、小5のMちゃんがそれぞれ、
父親の転勤で塾をあとにしていった。

連日、私の大好きな二人は、礼儀正しく、頭を下げた。
「先生、ありがとうございました」
「いいえ、こちらこそ」
挨拶の後に別れが訪れる。私に一連の行動が浮かぶ。
教室のドアのノブに手をかける。2,3歩で教室を出ると、
ドアは閉まる。
そしたら、もう、ここには来ないのね。
挨拶を聞いていて、うるんでくる。

人は生きている間に何人と会えるのだろうか?
何人と言葉を交わして、笑うのだろうか。
友達100人なんていないし、家族以外に
出会えることは、それほど多くない。
たかが知れている数の中で、泣いたり、笑ったりするのなら
誰とでも楽しく過ごしたいです。
K君、Mちゃん、4月からの新しいご縁の土地で、
素敵な大人になって!涙がこぼれないように、目を閉じて願う。
昨日も今日もあっという間に教室のドアは閉まった。
ご縁があって会えたらいいな。塾の階段を降りていく足音にあわせて、
もう一度、願う。「いつか、また」
今北玲子


2007年3月26日

こども支援塾関西支部合宿

昨日より姫路で勉強会。山口、大阪、東京、仙台と多彩な顔ぶれ、テーマはニートに関する読書会。子ども甘やかし論?親子の問題、構造論を批判的に見ていく意見交換はいつしか自分の子供の状況、私の生活リズム感へ

お留守番

夫は2日前から塾の会合兼ねて帰省した。
ワーイ!
亭主留守で・・・・というわけではない。
結婚してから、夫の帰宅が遅くても、友達と飲みに行っても
一度も不満に思ったことはないのですね。
一人の時間を楽しめなければ、
二人でいても楽しくない。
夫の趣味(鉄道好きかしら?)いいことです。
「今日は楽しかった」この言葉が私を幸福にする。

それにもう一つ、子どもの頃からお留守番が最高の贅沢だった。
家族で出かけるのに、留守番をせがんで、家族のひんしゅくを買った。
可愛げのない子どもでしたね。聞き入れてもらうのは大変。
時に、望みは叶う。母に真っ赤な梅干のおにぎりを
作ってもらい、一人で家にいるのが至福。
ひっくりかえって本を読んでも、誰にも文句は言われない。
そんな極上の時間はめったなことでは、子どもには訪れません。
今もです。
いくつになっても
「お留守番大好き!」
ワーイ!今北玲子

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